2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

書いている内容が毎日暗そうだけど、毎日は本当に明るいんだよ。ただ、明るい内容は、全部きちんと消化しきっているから、書く必要がないんだ。分からないことや、怖いことのほうが、書きやすいし、なんとか、ほどいて飲み込みたい衝動。

眠れない。困った。ので。 ところで、インドで地震らしい。最近地震多いので、首都圏でも起こりますね、多分。怖い。本当になにか自分の愛するものが崩れるのが、怖い。もし、崩れる瞬間、痛みが無ければ、いいのに。きっとそんな簡単には行かないのだろう。…

21gを母と観る。ベッドシーンは気まずい。 そして、色々感情は積もっていくくせにね、上手く表現できないんだ。人は、皆、死ねば21g軽くなるそうだ。21gを失えば、何が得られる?そんなの、分からないもの。全然分からない。失いたがっている21g。そこに…

全然進まないよ『赤と黒』。 なんかねー、私の読書のスタンスが間違ってるのかもしれない。感覚的に肌に染みこんで来るものをがつがつ喰らいつく感じだから、正式な読書にならないの。つまりね、自分の世界だけで、本を読んでるんだ。どこかの世界に行かなけ…

くしゃみ、鼻水。死ぬ。鼻かみすぎて、喉の奥に変な味が・・・。あ、これってマルボロの味。

キアロスタミの『友達のうちはどこ?』を観ました。最高に好きでした。子供は子供の正義を持っているのに、大人はそれを理解できないんです。大人は分かってくれないの。それより問題は、大人が分かろうとしないところなんだけどね。主人公の友達の目が綺麗…

『夜の声』を読み終わってしまって、手元から本が無くなった。あれだ、今中毒だからー。本が無きゃしんじゃうの、あたい。(キモく)そんな訳で、一年前に途中で嫌になって放棄した『赤と黒』を読み直すことにしました。 そう、『夜の声』。面白いけど、おじ…

ここ数日で、ポジティブでもありパッシブでもあり、文字通りアグレッシブな日々を送った。愛してやまない友達と飲んで飲んで、チューしたり、長期バイト初体験一日目だったり、兄にもう2年ぶり位であろう暴行を受けたり、また今日もおばさま方と飲んだり。 …

世の中には、っていうと堅いけど、まぁ。そう、世の中には人を批判して成り立つ人間が沢山居る。そして、かく言う私も昔沢山やった。そして、否定することでしか成り立つことの出来ない団体も沢山ある。宗教も国家も女の子のグループも。それらは「何かに対…

マルボロを吸った後には、必ず風邪を引く。私はどうにも馴染めない、冷たくて少し金属のような味。吸うたびに動揺する。他の物は大体平気なのに、なぜどの色のマルボロも私に馴染んでくれないんだろう・・・。(いや、私が歩み寄らないからだろう)

『羊をめぐる冒険』は、噛もうと思っても噛めない。するりと歯の間から逃げていった。やられた。 私の母は、48で老眼になった。私もその歳で、きっと老眼。あと30年で、私は本を上手に読めなくなる。その時までに、どれくらい読めるのか。今月のノルマはあと…

髪の毛を染めた。陽の当たり方によっては、少し金茶。本当はくるみ色だったんに。 私にはとてもいい友達が居る。ゆきえだ。あいつといると、何かしら不思議な事が起こったりする。一個目、空から響く心臓の音を聞いた。その夜の空色は、黒とピンクと灰色の紺…

六年間いた、閉鎖的でそれだからこそ暖かい環境に、今日別れを告げた。つまり、卒業式。 未だに実感が持てないのだ。中学高校と、同じ所に通い詰めて、私はうんと安心していた。そこに行けば、常に私のための席が用意され、暖かな友達が居た。友達に対して、…

夕方、駅を出て、家に帰る途中、日課として見上げた空に、違和感のような、不思議な感覚を覚えた。恐ろしいほど嘘の色。私は少し早足で、開けた場所まで歩いた。何色だろう。黄土、オレンジ、青、赤、灰、朱、白。分からない。 できるだけ早足で歩いた。そし…

兄の半強引な進めにより、森博嗣の『工学部・水柿助教授の逡巡』を読みました。そして、電車の中で笑いを堪えるのが大変でした。この人ムカツク!!森博嗣が生徒の質問に答える、という形式の新書を以前読んだけど、ものすごく頭の固い人でムカついた。けど…

蜘蛛を読んだ。あれだ、私はどっちかっていうと作者からして善い読者になれない。勝手な感性がぴろぴろ働く。どうして蜘蛛になったかなんてしらなーい。 とりあえず、真っ先にひきこもりの兄がでてきた。こんな感覚。なんていうか、閉じこもっていくうちに鬱…

黄土色の空を気持ち悪く思った。自転車を走らせながら奇妙な嫌悪感。喫茶店でコーヒーを飲んで『変身』を読んでいる間、雪に変わる。完全なる粉雪。空の色は黄土色から灰を少しだけ混ぜた白。明るい白。雪は次第に強くなる。右に流れるところ、左に流れると…

要するに、ディズニーランドに行ってきました。あれは、すごい。小物やら何やら、全て細かく完成されていて、世界観の統一の激しさったらない。すげえ。でも、沢山の疑問も。とりあえず、まとまったらきちんと書こーっと。と。インドとか、あっちの中東付近…

『かもめのジョナサン』おもんねー!!!!

梶井基次郎読み終わって、何かもうんもうんする。描かれるあの感覚は、病床で感じるべきものなのかもしれないけど、そうそう、と思い続ける。恐怖、憎悪、愛惜、あと、猫の耳を切りたい欲望も、桜の下の死体も。

何故か梶井基次郎の本はゆうっくり読んでしまいます。それで、愕然とする事は、どうしてあんなにもきちんと、自分の感情をくっきりと、憂鬱に映し出せるんだろう。私はこんなにも文章が下手な事に凹みそうです!てか、凹んでるかも。

エレファント

すごく良かった。コロンバイン高校の銃乱射事件をモチーフに撮られたんだけど、そうか、あれはこういう事だったんだ、って、納得した。 コロンバイン高校の事件については既にボーリングフォーコロンバインで見ていたけど、なんかあれは社会問題に突っ込んで…

人は後ばかり振り向いていると、『過去を生きる人』に成り下がってしまう。けど、振り向かないことには過去は完結しない。完結しなければ反省も無い。ただそこに残るのは漠然とした後悔だけ。今がよければいい、という刹那主義には憧れるけど。後悔を恐れ安…

そういえば、ここ数年誰の口からも「一番好きな花は何?」っていう質問が出ていない。前までは一年に2・3回は聞かれてたのに。

『変身』カフカ 『夜の声』井上靖 『羊をめぐる冒険』村上春樹 『かもめのジョナサン』リチャード・バック今読み途中の檸檬含め、三月中に意地でも読みます。意地でも。

ブラウンバニー

ものっそいヴィンセント・ギャロに萌える為の映画?? どっちかっていうと、言葉にして感想を書く類の物じゃない、と、思った。でも、書かないと忘れちゃうし。 とにかく、どうして人は何かを失うと走るのだろう。とにかく走って走って、その先に何も無いこ…

海と毒薬を読みきって、一息つかずに梶井基次郎の檸檬を読むけど、最高。なにこれ、何でこんなにも鮮やかなんだろう。 ―食ってしまいたくなるような風景に対する愛着と、幼い時の回顧や新しい生活の想像とで彼の時どきの瞬間が燃えた。また時どき寝られない…

三時間、一人でどこだかわからない道を歩き続けて、楽しかった。いや、変な人って思うだろうね。でも散歩って本当楽しいんです。只の住宅地やトラックばかり通る道をうんざりしながらひたすら歩くのも、嫌いじゃないです。でも、ブーツだったから足の裏が死…