世の中には、っていうと堅いけど、まぁ。そう、世の中には人を批判して成り立つ人間が沢山居る。そして、かく言う私も昔沢山やった。そして、否定することでしか成り立つことの出来ない団体も沢山ある。宗教も国家も女の子のグループも。それらは「何かに対する憎しみ」によって成立し、持続していく。
何かを否定して成り立つ事は、自分を正当化したい感情が渦巻いていて、ナルシシズムだなぁ、とも思うけど。否定あっての世の中なんだけど、ね。過剰なのは気持ちが悪い。北朝鮮とか、あの人とか、少し見ていて、悲しくなるんだ。何かを否定することを支えとして生きているって、つまり、否定するものが倒れてしまったなら、何が残るのだろうね。否定し続けた間に築かれた考えって、それもきっと否定的で攻撃的なのではないのだろうか。そして、軽い喪失感に見舞われそうだ。矛盾が甚だしいんだ。きっと、悲しくなるよ。


友達に貰った言葉がある。
『肯定を認めることは、否定を信じるより難しい』