優しさの本質について。



本当の優しさっていうのは強さだ、という言葉。それは時々耳にする。私にはどうにも、理解しきれなかったけど、昨日なんとなくそうかも、って思った。
本当の優しさを持ちうる人と、昨日飲んだ。話を聞いていて、思った。漠然と。

優しさは、本当に人の為になることを、利益も何も求めずにただ行い、そして、その事について見返りもなにも求めないこと。言葉にすると違うように思えるし、どこか安っぽい。けど、結局、自分が優しい人間だと言う事は、少しずれているのだろうな、と思う。
過剰に優しいのも、優しさではないし、優しさに暖かさが必ずついている訳では絶対にないのだろう。それは、孤独だったり、途方もなかったり、するのだろう。多分、続けていくと、磨り減る類だ。

優しさと心の広さって、どう繋がっているのだろう。心の広い人間は優しいのだろうか。優しく、見える。怒らないから。けど、本当に優しい人間は、怒りうる。許容と優しさ。これは、違う。けど、私がなりたいのは、どっちかというと、許容の方なのかも知れない。何もかもを許したい。けど、それはきっと優しさとは違う。

新年の目標。立てた途端に少し捻じ曲がる。そして、言葉に捕らわれないという目標も、破る。これって言葉遊びだ。要するに、どんなものか体で覚えなければ。言葉なんて目や耳をするんと通り過ぎて飛ばされていってしまうんですから。