皆が幸せになればいいのに。皆自分を失わずにいられればいいのに。
人が迷う理由の中で、自分の存在を見失ってしまったっていう事は、よくある事なんだと思う。だから皆、存在を肯定されたがってる。



何かに依存するっていうことは、そこに居場所を見つけて、存在の肯定をしてもらうって事だと思う。何かに寄り掛かって、寄り掛かられて、そこは自分の基になる。その依存は暖かく、時に悲しい。だって、肯定されないと存在できないってことは、自分を否定してるからなんだ。人は一人では生きていけない理由。存在の理由。誰かのために生きること。



その幸せは、とても危険なものだけど、存在を肯定できずに迷うより、ずっといいものだと思う。迷えば迷うほど、皆自分自身の価値を失っていく。そして、どこかに行ってしまう。辛く悲しいどこか、へと。



その光景は、見たくない。迷ってる沢山の大好きな人が、はやく幸せになればいい。私がそんなの見たくないから、皆が幸せになってほしいんだ。
早く、皆が、かけがえのない何かを見つけて、幸せになりますように。そこに寄りかかって、暖かな思いが出来ますように。そして、自分を愛せますように。
変な話、大切な人が何かに寄り添って、にこにことしている姿を思い浮かべると、ほっとするんだ。この人は大丈夫なんだろうな、って。そう思いたい。



嫌いな言葉だけど、皆のそういう健康さ、を祈りたい。









皆とは私の大好きな皆に限るけどね。